打ち手には個性があります。それが手筋に表われて当然だと私は思っていますが、自己矛盾を起こすような打ち方は考えものです。
組み合わせ・手役・ドラ、この3つの要素のうち、果たしてどれを最優先に打っているのか?今一度自問自答してみることです。
べつにどれが一番でもいいのです。そのことを自覚しながら打っているかどうか。その日の気分によって優先順位を変えたりすると、たちまち自己矛盾を起こし空中分解してしまうはずです。
あれもしたいこれもしたいと欲しがるばかりで、何かを切り棄てることを忘れてしまうと、二兎を追うもの何とやら…になってしまいます。
図は岡澤氏の手です。さて何を切る?
東3局 北家 3巡目 ドラ
ツモ
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