二期目を迎えた天王戦は、私が創設目的に掲げた「プロの存在意義を世に問う」というテーマを見事に体現した決勝となりました。
マージャン界の至宝安藤満と北海道在住のプロの面目をかけた私との一騎打ちの展開になり、そのデッドヒートは最終戦の南場までもつれこみました。
安藤プロは15年ほど前に癌を発症し、余命3ヶ月と宣告された死の淵から不死鳥のごとく生還を果たした人です。ところが今期の天王戦の直前に以前とは違う種類の癌を発症し、本人は「最期のタイトル戦」という思いで戦いに入っていました。
生と死の境を知る男の激闘だったのです。 図はその安藤天王位誕生の配牌。さてその第1打は?
オーラス 東家 配牌 +11,000 ドラ
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